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さて、「今日の一言メモ」第11回です。
本を読むとは「巨人の肩に乗って世界を見る」ということ
一昨日・昨日と「旅」をはじめとする新たな体験を通して、何を感じ何を考えたのか、メモを取り反芻することの大切さを書いてきました。
今日は、新たな体験の一つといえる「読書」についてです。書籍は、さまざまな先人たちが纏めてくれた、まだ自分が知らない世界への案内書です。
自分の知らない新たな世界を紹介してくれるという意味では、「巨人の肩に乗って世界を見る」という表現をされることもありますね。
読書メモをどう残すか?
当然、巨人の肩から見えた世界をメモし、後から反芻することが必要になります。
では、どのようにメモしておくのが良いのでしょう。
僕は、以前目にした記事「1冊の本を1日で読み終える方法」で紹介されていた方法を参考にしています。
その方法とは、読後、以下のルールに従って分析的書評を書くことです。
- テーマで本を分類する。
- 本の概要をできるだけ簡潔に書く。
- 順番と関連性に沿って、大まかなセクションを挙げ、それらの概要を上と同じ要領で書く。
- 著者が解決しようとしている問題を定義する。
特に最後の「著者が解決しようとしている問題を定義する」ことを読書中から意識しておくことが有効です。
著者は、この文章を通してどんなことを問題提起しているのだろうか、そして、どんな解決方法を模索あるいは提示しているのだろうか、と意識しながら読み進めるのです。
最初は「これかな?」とあたりをつけながら、即ち仮説を立てながら読み進め、途中からその仮説を補強していきます。
その過程で考えたこと、感じたことをメモしておくことで、後で反芻する時に記憶が蘇るのです。
ちょっと表現が抽象的で分かりにくいかもしれませんが、試してみる価値はあります。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.1.15記)